周囲からの評価が低いと感じているあなたへ

膝を抱えてうずくまる男 個人の課題

自分に対する周囲の評価が気になることは様々な場面で誰にでもあることだと思います。でも自分の人生において他人からの評価に振り回されて生きるなんてハッキリ言ってモッタイナイ!

どうして周りから評価されてないと感じてしまうのでしょうか? それをしっかりと理解して「自分の基準」で生きなきゃ絶対に損だと思いませんか⁈

周りの評価に振り回されない

自分が一生懸命に頑張っていることや苦労してきたことを認めてもらいたいという承認欲求は誰にでもあって、学校や職場など社会生活で私たちがどうしても気にせざるを得ないやっかいな代物です。気にしないフリをしても、その評価によって進路や報酬に大きな差が出ることもあれば自己評価まで変わってしまったという経験をしてきた人は少なくないと思います。

自分はこれだけ頑張っているのにどうして認めてもらえないんだろう。どうすれば周りに認めてもらえるのだろう。そんな感情に振り回される自分をつくづく持て余してしまう人も多いのではないでしょうか。

結論から言ってしまえば…「周囲からの評価」など一時の幻想にすぎないものなのです。

評価が気になるシチュエーション

メモを取るスーツの男性の前に座る女性

[評価されたいと思うこと]

・毎日当たり前のように家事をしている

・家族への献身的な介護

・仕事と家事を両立している

・前回より成績が上がった

・売上には直接関係のない地味な仕事

[評価が低いと思うこと]

・専業主婦の家事全般

・自分のフォローで成果を上げた同僚の方が褒められる

・同じ仕事をしていても目立つ人に注目が集まる

・会社から帰宅後や休日の家事

・営業部門以外の部署の業務

評価されたい心理

自分を誰かに認めてもらいたいという気持ち=「承認欲求」は誰もが持ってはいてもその強さには大きな違いがあります。あまりに強すぎる承認欲求は自分の精神を疲弊させるだけでなく、身近な人間関係に支障をきたす場合もあるのです。

[承認欲求とは]

  1. 他人から認められたい(他者承認欲求
    他者承認欲求とは他人から認められたい、褒められたい、出世したい、愛されたい欲求。
    他人が基準。
  2. 自分を価値のある存在として認めたい(自己承認欲求
    自己承認欲求とは自分で自分を認めたいという欲求。自分が基準。

[評価されたい理由]

・苦労や努力したことを労ってもらいたいから

・自己顕示欲を満たしたいから

・自分に自信が持てないから

・他人からの評価でしか自分の価値が分からないから

・子供の頃に親から褒められず育った(そう感じていた)から

・他の誰かより優位に立ちたいから

評価が低いと感じる真の原因

周りからの評価が低いと感じることと自分が周りから大事にされていないと感じることには大きな共通点があります。どちらもその原因が自分にあるということです。

あなたが「自分は周りからぞんざいな扱いを受けている」と感じている原因は、あなたが「自分を大切にしていない」からにほかなりません。

自分に自信がないと人前で満足のいくパフォーマンスが出来ないのと同じように自分に自信のあることは人前で堂々と披露することが出来た経験は誰にでも一度はあると思います。それはもちろん知識や技術的なこともありますが、ある程度の水準にある者同士では「気」の大小が具現化しているのです。

スポーツの世界で皆さんも聞いたことがある「ジャイアントキリング」という言葉は正にそれです。明らかに劣勢だと思われていたチームが強豪チームを撃破する…そんなことがなぜ起きるのでしょうか? ジャイアントキリングを実現したチームの全員が持っていたもの、それは「絶対に相手に勝つ!」「自分たちは勝てる!」という強い意思と自信です。世界中の大部分の人々がどう思っていようとも自分たちが努力してきたことに確固たる自信を持っていたからです。

もちろん自信だけで全てが上手くいく訳ではないことは明らかですが、自信はとてつもないパワーを生み出すエネルギー体なのです。そして誰もが持っているエネルギーだからこそ、活かさない手はありません。

自分の評価を決めるのは自分

木々の間から差し込むオレンジとピンクの光

まず他者からの評価で自己評価が決まってしまうことの無意味さを知っておく必要があります。周りからの評価が低いと感じてしまう最大の原因は自己評価の低さにあるのです。

[自分に自信が持てないところ]

・容姿(スタイル、顔、身長)

・年齢(特に女性や年配男性)

・学歴、学校の成績

・勤務先(大手企業でない等)

・コミュニケーション能力

・仕事の能力

・友人が少ない 

・年収が低い 等

ここに挙げた「自分に自信が持てない要因」をよく見てみると、それらは本質的に他者からの評価に起因していると分かるはずです。この状態では自己評価を上げるために他者からの高評価が必須だということになってしまっているのです。コソコソ陰口を言われるだけでなくあからさまに悪口を言われることに臆病になってしまうのは仕方ないけれど、その程度の人間からの評価はあなたの人生にとってそんなに重要ですか? 自分の評価は自分ですれば良いのではないですか?

そうは言っても自分に自信を持つことが難しいと思うあなたに良く理解していただきたいと思います。

周囲からの評価なんてあなたの人生に何の責任も持たない人間がお気楽に下しているあなたの人生にとっては幻想でしかないものなのです。

容姿に自信がなくて上手く恋愛が出来ないと思っている人も学歴に自信がなくて志望する会社に入れないという人も年収に自信が持てなくて愛する人との結婚を諦めているという人も… 理由はそこではありません。

ちょっと厳しい言い方に聞こえるかも知れませんが、あなたの覚悟が足りないだけです。これは綺麗ごとではありません。どんな世界にもジャイアントキリングは起こり得ます。

[自分の評価は自分が決める]

他人から認めてもらいたいという欲求の裏にある他人から認めてもらわなければ自分は価値のない人間だという間違った思い込みが存在していることに一刻も早く気づくべき。

それでも自分に自信が持てないという人には「根拠なんて無くたっていい」んです。いや、根拠は自分の中にあるんですよ。

あなたはあなたのままで十分に価値のある存在なのです。きれいごとではありません。誰が何と言おうとその真実は変わりません。

幼少期から家庭や学校の都合のいいように教え込まれてきた価値観、政府やマスコミがこういう人間になってほしいと望んだ本当の自分ではない自分で生きる必要などないのだと、今まさに覚醒が始まる時、多くの皆さんが覚醒しつつある時だと感じています。

他人や社会から評価されることがあなたの価値だと植え付けられた洗脳や思い込みから自らを解き放って、たった今から本当の自分で自由な心で生きていきましょう!

雲がかかった空に虹がかかっている
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